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ゆうすけ@AEO専門家

株式会社Chinook CTO
株式会社Chinook CTO。AIの回答に自社が出るための最適化(AEO)を、新規事業として一人で立ち上げ中。代表の吉祥寺の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いたら登場率25.6%でした。2026年9月、brightonSEO San Diegoで講演60本余りを自作の同時通訳アプリで聞きました。計測条件は全部公開。記事の中で売り物はなし。3rdschoolは代表の会社です。
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記事マガジンスキメンバーシップ

代表の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いて、AI回答での登場率と引用元を全部記録した話(2026年7月末時点)

吉祥寺の子ども向けプログラミング教室3rdschoolを10通りの質問で90回聞いた結果は、登場率25.6%。出るか出ないかを分けていたのは順位ではなく、AIがどの経路で情報を引くかでした。計測条件は末尾に全部置いています。この数字を持って、9月15日からbrightonSEO San Diegoに行きます。

出発前2026年9月12日0約7,488字
質問×AIで3回中何回出たかの表

AI可視性の計測設計を見直すことにした3本の講演〜brightonSEO San Diego 2026に参加してきました〜

約1,500人、5トラック×2日、152本の20分講演。全部は聞けないので2人で60本余りを聞き、自作の同時通訳アプリで追いました。吉祥寺の教室を90回測った自分の計測を直すことにした講演3本と、通訳アプリが滑った場面、旅費の実額を書きます。

帰国後・本命2026年9月24日0約6,903字
Ballroom 6DEの会場写真

「AI引用率◯%」の数字はどう作られているのか。brightonSEOの登壇者3人に計測方法を聞いた記録

提案書に書いてある「AI引用率」は、ツールが自動生成した質問で測ったのか、実際の会話ログなのか。日本語のデータは入っているのか。地域密着の事業でGoogleビジネスプロフィールはどう扱うのか。この3つを、サンディエゴで登壇者に直接聞いてきました。答えは要約で、逐語は許諾分だけです。

帰国後・取材記録2026年10月1日0約3,475字
質問3つのカード(日英)

Profoundの6.8億件、Ahrefsの日本調査、自社の180セッション。AIの引用元データを同じ条件で並べ直した話

現地で聞いた億単位の数字、Profoundの6.8億件とAhrefsの日本調査、うちの教室のおすすめ型90回と指名型90回。出典・N・期間・言語・クエリの種類を同じ列で並べたら、「海外はReddit、日本はnote」より先に決まっていることがありました。聞き方が変わると引用元が入れ替わる、という話です。空欄は空欄のまま載せています。

帰国後・三層表2026年10月8日0約5,534字
三層表(現地/Profound・Ahrefs/自社)

日本のSEO業界は「良いSEOが良いGEO」、米国はAI可視性ツールの計測競争。両方を見てAI検索対策の投資判断を整理した話

日本の会議では推進派と慎重派が同じ壇に上がって「良いSEOが良いGEO」で収束し、辻正浩氏は急ぐ必要がない理由を4つ挙げ、竹内渓太氏は会社ごと舵を切っていました。米国の会場ではAI可視性ツール企業が計測の規模を競っていました。どちらが正しいかではなく、経営者はこの差をどう読み、いくら・何を測るか。うちの教室の数字と現地の発言で判断材料を並べます。

帰国後・投資判断2026年10月22日0約4,473字
日本と米国の論点を並べた図

プロフィール文案(表示名は「ゆうすけ@AEO専門家」で固定。Xを表示する感覚で、note・Xとも同じ名前)

note 自己紹介(137字): Chinook CTO。AIの回答に自社が出るための最適化(AEO)を新規事業として一人で立ち上げ中。代表の教室をAIに90回聞いたら登場率25.6%。brightonSEO San Diegoで講演60本余りを自作通訳アプリで聴取。計測条件は全部公開、記事内に売り物なし。

X 一言(推奨・159字): Chinook CTO。AEO(AIの回答に自社が出るための最適化)を新規事業として一人で立ち上げ中。代表の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いたら登場率25.6%。brightonSEO San Diego 2026で講演60本余りを自作通訳アプリで聴取。計測条件は全部公開。宣伝はしません。

X 一言(短い版・127字): Chinook CTO|AEO(AI検索でおすすめに出るための最適化)を一人で新規事業化中|代表の教室をAIに90回聞いて登場率25.6%|brightonSEO San Diego 2026で講演60本余りを自作通訳アプリで聴取|計測条件と生ログは全部公開

出発前(9/12〜9/20)の差し替え: 「聴取」→「聞きに行きます」。帰国後に戻す。

Xヘッダー画像の一文: AIは、うちの会社を知らなかった。だから自分で測って、聞きに行くことにした。

選ばなかった案: 「AEOの専門情報を掲載していきます」型。情報発信の宣言だけで、数字も人もいない。Kubell型では表示名に会社と役割、一言に「自分の手で出した数字」を入れる。

5本の公開順と公開日

#公開日記事役割拡散
19/12(金)代表の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いて、AI回答での登場率と引用元を全部記録した話(2026年7月末時点)出発前の名刺。「測ってから行く人」の証拠。予想3つを固定X 1本+固定ポスト
9/15〜16noteは書かない。Xスレッドのみ(講演1本=1ポスト、登壇者名・数字・一言・写真。日英)日本語で最初のSD一次情報英語版で登壇者をメンション
29/24(木)AI可視性の計測設計を見直すことにした3本の講演〜brightonSEO San Diego 2026に参加してきました〜本命。拡散はこの1本に集中。主張は現地で確定X 3本(表・写真・数字の切り抜き)
310/1(木)「AI引用率◯%」の数字はどう作られているのか。brightonSEOの登壇者3人に計測方法を聞いた記録取材記録(3,000字台)。人数は聞けた数に合わせるX 1本+登壇者への英語ポスト
410/8(木)Profoundの6.8億件、Ahrefsの日本調査、自社の180セッション。AIの引用元データを同じ条件で並べ直した話三層表。空欄を見せる。Ahrefs Japan・note社への引用ポストX 1本(表1枚)
510/22(木)日本のSEO業界は「良いSEOが良いGEO」、米国はAI可視性ツールの計測競争。両方を見てAI検索対策の投資判断を整理した話両陣営から引用RTされる看板。名指し採点なしX 1本(判断の順番)

帰国後は週1本。Xは週1(海外の数字1つ+自分の数字1つ)。再計測は月1回(9月末=3か所直した初回、10月末)。9月末の結果は4本目で「集計中」と触れ、5本目で判断材料にする。!end

現地で必ず取るもの(記事2〜5の黄色を埋めるもの)

  • 主催者に録音・撮影・スライド引用の可否を書面で確認(出発前)。逐語引用は本人許諾分のみ
  • 実際に聞けた本数(私/うす)と、計画から変えた部屋とその理由、聞き逃した本数
  • Web版とPDF版で登壇者が違っていた講演の実際(当日の公式アプリで確認)
  • 一番刺激を受けた1点(2本目の冒頭と締めの主張を確定する)
  • Nikki Lam(900万プロンプト):期間・言語・9プラットフォームの内訳・主な結果(4本目の表1に入れる)
  • Christian Ward(1,720万引用/2,160万ローカル):4モデルの引用構成、コントロール可能な情報源の割合、同期の対象にGBPが含まれるか、「場所起点」の具体例、逐語の許諾。質問カードを見せた場面と聞き損ねたこと
  • Chris Donnelly(10億ソース):エンジン別の参照先の実データ、オウンド/アーンド比、クエリの種類、部屋で一番引っかかった一言と引用可否
  • Rob Delory(Ahrefs):CTR低下の実データ、ブランド言及と可視性の相関、llms.txtの検証方法、置き換えるべき指標、うちのllms.txtをどうするか
  • Thomas Peham(うす担当):Claudeの引用元、Redditコミュニティ差9倍の条件、効かなかった施策の名指し、対象エンジンと言語(4本目の表1)
  • Andy Crestodina基調講演:「出る」と「勧められる」の分け方(予想3の答え合わせ。5本目の材料)
  • 出発前に固定した予想3つの当たり/外れと根拠
  • 登壇者への同一質問の回答(合成/実会話、日本語データ、GBP)。聞いた場所と時間。カードを見せたときの反応、聞き返された語、メモが追いつかず落とした語。声をかけたが時間がなかった人。後日X/LinkedInで本人確認
  • 通訳アプリ:効いた本数、滑った本数、誤変換の実例1つ(単語と化けた先)、遅延秒数、Wi-Fi・マイク・電池の実態(2日目午後の残量)
  • East Village Tavern & Bowl:会場までの分数、話した相手と人数、「Redditは本当に効いているか」への答え
  • 会場で数えた日本人参加者数。Queue(umoren.ai)のブース、DemandSphereのRay Grieselhuber氏との接触と写真の掲載許可
  • 展示ホールの計測ツール企業(ブース名と数)。Profoundの出展有無。ブースで聞いた月額の幅と最低契約期間。私が聞いた講演のうち「規模を最初に言った」本数
  • 旅費と機材の実額:航空券、券種とチケット代、宿、レンタカー、マイク、端末、通訳アプリのAPI費用(2日間の実測)
  • クロージングドリンク(West Terrace)を何時に出たか、仮眠した場所、記事を書き始めた場所と日付

出発前・帰国後に机上で確認するもの(黄色のうち現地に関係しないもの)

  • X_IDと、note表示名の最終確定(「ゆうすけ@AEO専門家」)
  • 「うす」の続柄(同僚か代表か)。代表なら2本目以降の関係開示に足す
  • 購入したチケットの券種と実額
  • 通訳アプリの構成(音声取得→文字起こし→翻訳、API、端末)と、出発前テストの結果(本数・誤訳例・失敗例)
  • 90セッション生ログの公開スプレッドシートURL
  • 1本目:Claude30回のうち店舗データ10回・Web検索13回・検索なし4回を除いた3回の内訳。検索結果89件のうち本文で3rdschoolに触れた記事の有無。代表に提案したときの反応と、9/12時点の進捗
  • 4本目:おすすめ型90回でのコエテコ本文引用数。Profoundの引用データの言語構成。Ahrefs日本調査の引用件数と集計期間。9月末の再計測のエンジン別集計
  • 5本目:辻氏の記事を読んだ日。竹内氏の公表数字(問い合わせのAI経由割合)。JSC26アーカイブの視聴の有無。Profoundの公開価格。コエテコ掲載申請の日付・費用・可否。計測にかかった時間
  • 3本目:国内の「合成プロンプト」批判の出典(渡辺隆広氏のポスト原文と日付)。確認できたら氏名と日付を入れる
  • 1本目の「2026年7月末時点」を、出発前に再計測するなら「2026年9月時点」に差し替える

写真の撮影リスト(記事の写真枠に対応)

出発前(画面キャプチャ・筆者作成)- [ ] 1本目:記録スプレッドシート/質問×AIの表/AI別スコアの棒グラフ/ChatGPTが1位+公式リンクを出した画面/Claudeが店舗データを引いた画面/コエテコ武蔵野市一覧/Claude検索結果89件のドメイン表/「中高生向け」の画面/旧料金9,900円の画面/表示vs本文引用の棒グラフ/代表に見せた1枚/2人ルートの割当表/通訳アプリの画面/英文質問カード/3rdschool吉祥寺校の外観(筆者撮影)- [ ] 3本目:質問カード(日英)の画面

共通(現地)- [ ] 会場の引き:Ballroom 6DE 満席・正面(2本目)、後方から(5本目)、Room 11ABの質疑の列(3本目)※各記事に1枚- [ ] Entrance Cの看板と、上階Ballroom 6への導線- [ ] 展示ホール全景と、AI可視性ツール企業のブース(各社ロゴが読める)、18時のハッピーアワー

9/15(火)- [ ] Room 7AB:Nikki Lam氏のスライド(数字が写っている1枚)と、手元の通訳アプリが同じフレームに入った1枚- [ ] Ballroom 6DE:Christian Ward氏のスライド2カット(Eloの図=2本目、4モデルの引用構成=4本目)。Ward氏に質問カードを見せている手元(本人の掲載許可)- [ ] Ballroom 6DE:Rob Delory氏のスライド2カット(悲嘆の5段階、置き換える指標)- [ ] 予備:Brooke Weller氏、Chris Long氏のスライド各1枚- [ ] 通訳アプリの画面:誤変換の箇所(拡大)、訳が追いついた場面、机に置いた機材- [ ] 19:00〜 East Village Tavern & Bowl:入口のSearchable協賛バナー、店内のレーンと参加者、話している場面(相手の掲載許可)- [ ] 登壇者に質問カードを見せている場面、現地のメモ帳(3本目)

9/16(水)- [ ] Room 11AB:Chris Donnelly氏のスライド(6エンジンと参照先の対応表)- [ ] うす撮影:Thomas Peham氏のスライド(Redditコミュニティ別の引用差)- [ ] Queueのブースと、DemandSphere Ray Grieselhuber氏との写真(掲載許可)- [ ] ブースで受け取った価格資料(社名を伏せて撮る)- [ ] Ballroom 6DE:Andy Crestodina氏の基調講演のスライド(5本目)- [ ] West Terrace クロージングドリンク。北上する前の駐車場か車内

帰国後(筆者作成・筆者撮影)- [ ] 2本目:新旧の計測設計の対比表/エンジン別・オウンド/アーンド別の集計表- [ ] 3本目:3質問と答えの表の画像版- [ ] 4本目:表1・表2の画像版/Profoundの公開分析ページ/AhrefsのPR TIMES画面/おすすめ型の引用ドメイン集計シート/指名型でClaudeが店舗データを引かなかった画面/ChatGPTの情報源一覧と本文の対比画面/「直す場所」の図/三層表のSNS用1枚- [ ] 5本目:3rdschoolのGBP画面(5.0・16件)/コエテコ掲載申請画面/辻氏記事のメモ/『強いLLMO』書影/日本の論点の整理/数字の振り分け図/記録表5列のテンプレ/順番3段階の図/価格表の画像版

設計メモの見方

上部の「設計メモ」をONにすると、各段落の横に「役割/型/現地」の注釈が出ます。役割=その段落が記事の中で果たすこと、型=Kubell社員noteや海外レポで実証された型のどれか、現地=現地で取る(または出発前・帰国後に埋める)もの。黄色の【 】は、現地で確認・要記入・要確認の箇所で、捏造せずに枠だけ作ってあります。各記事の下の編集メモに、文字数・写真枠数・要確認数と、タイトル案3本・X投稿案(日英)があります。5本は「本文→批評(AI臭・事実性・経営者の離脱点・5本間の型の重複)→書き直し」を1周回した版です。

ゆうすけ@AEO専門家 / 記事 / 出発前

代表の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いて、AI回答での登場率と引用元を全部記録した話(2026年7月末時点)

「うちの会社、ChatGPTに聞いても出てこないんだけど」

経営者や事業責任者の方なら、社員か取引先から一度は言われたことがある言葉だと思います。私は言った側でした。7月に代表の教室を測って、この言葉をそのまま代表に持って行きました。何を持って行ったかは、記事の後半に書きます。

株式会社ChinookでCTOをしているゆうすけ(@【要記入:X_ID】)です。AIの回答に自社が出るための最適化、いわゆるAEO(Answer Engine Optimization)を、会社の新規事業として一人で立ち上げています。この記事に出てくる3rdschool(サードスクール)は弊社代表が運営している吉祥寺の子ども向けプログラミング教室で、私はChinookの社員としてこの計測をしました。3rdschoolの宣伝でも、Chinookの営業でもなく、測ったものをそのまま置く記事です。

代表の教室を、親が使う言葉で10通り聞くことにしました

2026年7月24日から29日にかけて、ChatGPT・Gemini・Claudeの3つに、同じ10の質問を3回ずつ聞きました。合計90セッションです。質問は「小学校低学年の子どもがいます。吉祥寺のプログラミングスクールでおすすめはありますか?」のように、教室を探している親が打ちそうな文にしました。学年と地域を変えた4問、学年を指定しない吉祥寺の2問、ロボット・Scratch・マイクラ・AIという切り口の4問です。全文は末尾に置いています。

3回ずつ聞いたのは、同じ質問でも答えが毎回変わるからです。1回だけ聞いて「出た」「出ない」と言うと、翌日には逆になっていることがあります。3つのAIはどれも無料プランで、毎回新しいチャットを開きました。ChatGPTの無料版は画面にモデル名が出ないので、記録には「標準モデル」と書くしかありませんでした。計測としては弱い点なので、先に書いておきます。

10問×3AI×3回の記録スプレッドシート。列は質問ID・日付・AI・モデル・順位・引用ドメイン
90セッション分の記録表。1行が1セッション(筆者作成)

90回のうち出てきたのは23回で、そのうち11回は最初に挙げられました

結果から書きます。3rdschoolが回答に出てきたのは90回中23回、登場率にすると25.6%です。そのうち11回は、1位か筆頭(回答の最初に挙げられる教室)でした。悪くないように見えますが、回答に出てきた教室を全部数えると、3rdschoolは25教室中8位です。首位はLITALICOワンダーとスタープログラミングスクールでした。公式サイトが引用されたのは、90回のうち3回です。

質問×AIの表。3回中何回出たかを◎○△×で。欄外に、登場時の平均順位2.1位、のべ423言及中23回(5.4%)、25教室中8位
10問×3AIで、3回中何回出たか(筆者作成)。欄外は、登場時の平均順位2.1位、回答に出た全教室のべ423回のうち23回、25教室中8位

AI別に分けると差がはっきりします。順位に重みを付けて100点満点にしたAI可視性スコアは、全体で20.6点、ChatGPTが7.8点、Geminiが21.7点、Claudeが32.3点でした。式は末尾に置いています。式を隠した点数は信用しないほうがいいと自分でも思うので、隠していません。

AI別スコアの棒グラフ。ChatGPT 7.8、Gemini 21.7、Claude 32.3、全体20.6
AI別のAI可視性スコア(筆者作成)。式は末尾の「計測条件」に

吉祥寺で聞くと消えて、武蔵野市で聞くと出ました

計測前の予想は「吉祥寺の教室なのだから、吉祥寺で聞けば出るだろう」でした。逆でした。学年を指定して吉祥寺で聞いた2問(低学年と中学生)は、18回中1回しか出ませんでした。中学生×吉祥寺に至っては9回中0回です。ところが地名を武蔵野市に変えると、中学生の質問でChatGPTが3rdschoolを1位に置き、公式サイトへのリンクまで出しました。吉祥寺は候補の教室が多く、武蔵野市は少ないためだと見ています。

ChatGPTの回答画面。武蔵野市×中学生の質問で3rdschoolが1位、公式サイトへのリンクが表示されている
ChatGPTが3rdschoolを1位に置き、公式サイトのリンクを出した回(筆者撮影・2026年7月28日)

もう一つ、質問の書き方でも変わりました。学年を外して「吉祥寺の子供向けプログラミング教室でおすすめはどこですか?」と聞くと、Claudeで筆頭になりました。ちなみに、7月28日に足した6問のうち5問は末尾の「?」が半角です。最初にそう打ってしまい、時系列で比べるために文言は一字も変えないと決めていたので、半角のまま固定しています。

出るか出ないかを分けていたのは、AIがどの経路で情報を引くかでした

Claudeの30回を1回ずつ見ていて気づいたことが、この計測で一番大きい発見でした。Claudeは、最初の4回は検索をせずに答えていて、3rdschoolは出ませんでした。検索が走った回は、質問によって、Web記事を検索して答える回と、地図系の検索を走らせて店舗データから答える回に分かれました。店舗データが走った回は10回中10回、3rdschoolが出ました。筆頭が9回、2位が1回です。Web記事の検索が走った回は13回中0回でした。検索結果に並んだ記事は合計89件で、その中に3rdschoolの公式サイトは一度も含まれていませんでした。【要確認:Claude30回のうち、上記23回と最初の4回を除いた3回の内訳】

Claudeがどこから情報を取っていたかを、正確に書きます。Claudeが直接Googleマップを見に行っているわけではありません。検索の結果として返ってくるGoogleビジネスプロフィール(Googleマップに出る店舗情報)由来の情報、つまり評価5.0、レビュー16件、レビュー本文、住所、営業時間を引用して答えを組み立てていました。Claudeの回答文にはこうありました。「評価5.0(16件のレビュー)と最も評判が良い教室です。カリキュラム優先ではなく子供の興味・意欲に合わせて教える方針が特徴で、Scratchコースなどがあります」。この文の材料は、ほぼ全部が保護者の口コミです。

Claudeの回答画面。地図カードに「評価5.0・レビュー16件」、本文に口コミ由来の説明が見える
Claudeが店舗データを引いて3rdschoolを筆頭にした回の画面(筆者撮影・2026年7月28日)

同じ回で、LITALICOワンダーも店舗データとしては取れていました。評価3.8で、否定的なレビューが含まれていました。Claudeはそれを推薦しませんでした。取れた候補を評価とレビュー本文で選び直している、と読むのが自然です。Scratchの質問では、レビューの中の「Scratchコース受講中」という一文が、そのまま推薦の根拠として引用されていました。口コミに書かれた言葉が、質問との一致の判定にそのまま使われていました。

Web経路で負けた理由は、順位が低いからではなく掲載がないからでした

Web記事の検索が走った13回の検索結果89件を見ると、AIが読んでいたのは、コエテコのような教室比較サイト、techgym.jpの「吉祥寺・三鷹・西荻窪・武蔵境おすすめ17選」のようなまとめ記事、地域情報サイトの比較ページ、個人の体験レポブログでした。89件のURLに3rdschoolの公式サイトは一度もなく、最も多く出たコエテコには3rdschoolのページがありません。順位争いに負けた形跡はありませんでした。名簿に入っていなかった、という状態です。【要確認:89件のうち、本文で3rdschoolに触れている記事の有無】

中でもコエテコは、90回のうち21回の回答で情報源として出てきました。3つのAI、4つの切り口すべてで出てくる唯一の常連です。3rdschoolはコエテコにブランドページがなく、武蔵野市の一覧16教室にも入っていませんでした。計測が終わってから知ったのですが、コエテコは2026年2月に会話型のAIレコメンド機能を入れて、掲載13,000教室超のデータをAIの学習に使うと発表していました。載っていない教室は、その学習素材にも入っていないはずです。

コエテコの武蔵野市一覧ページ。16教室が並び、3rdschoolがない
コエテコ「武蔵野市」の一覧(筆者撮影・2026年7月時点)。ここに載っていないことが、Web経路で出ない直接の原因だった
Claudeの検索結果89件に出たドメインの一覧表。coeteco.jp、techgym.jp、kichifan.com、ロボえもん、stem-academykids.com など
Claudeの検索結果89件に出たサイト(筆者作成)。3rdsch.jpは0回

この教室の課題は、Googleの順位とは別のところにありました。AIが読む名簿に載っているかどうかです。公式サイトが引用されたのは90回中3回でした。

ChatGPTは回ごとに説明が変わり、Geminiは出所の分からない一語を足しました

出てきた23回の説明文も全部記録しました。ChatGPTは出るたびに説明が変わり、「中高生向け」と書いて小学生の対象を落とした回が2回、「デザインも学べる」と書いた回が1回ありました。公式サイトの対象は小中高生で、デザインのコースはありません。Geminiは「生徒3人に講師1人」「学校現場の支援もしている」「Scratch・WeDo」「発表と交流」という核が毎回同じで安定していましたが、「脱力系でアットホーム」という、出どころの分からない言葉が付いた回がありました。褒めているのか判断がつかない言葉です。Claudeは別の教室の校舎名を「三軒校」と誤記した回がありました。

ChatGPTの回答画面。「中高生向け」と書かれた箇所に印
ChatGPTが対象年齢を「中高生向け」と書いた回(筆者撮影)。公式の対象は小中高生

後から名前を出して聞いたら、90回中90回答えて、誤りや疑わしい記述は225件でした

8月15日に、今度は「3rdschoolってどんな教室ですか?」のように名前を出して聞く質問を10通り、同じく90回やりました。こちらは90回中90回、3rdschoolについて答えました。名前を出せば知っている、ということです。ただし答えの中の誤りや疑わしい記述を数えたら225件ありました。入会の判断や申し込みを誤らせる重大なものが10件です。旧料金の月2回9,900円が第三者サイトに残っていて、そのまま引用された回がありました(現行は12,100円です)。同じ住所にある別法人のオルタナティブスクールと混同した回も1件ありました。

旧料金「月2回9,900円」がAIの回答に引用されている画面
旧料金がそのまま引用された回(筆者撮影・2026年8月15日)。現行は12,100円

この指名調査で気づいたことがもう一つあります。「情報源の一覧に表示された」と「本文で使われた」は別だということです。コエテコはChatGPTとClaudeの一覧に10回表示されましたが、本文で実際に引用されたのは1回でした。表示された数を「引用された」と数えると、掲載の効果を見誤ります。次からは本文引用だけを数えることにしました。

「一覧に表示された回数」と「本文で引用された回数」を並べた棒グラフ。コエテコ10→1、コドモブースター27→4
一覧への表示と、本文での引用は別(筆者作成・指名調査90回)

ここまでが計測の記録です。ここからは、この数字を代表に持って行った話と、サンディエゴに行く話です。

代表に持って行った提案は、口コミの言葉、比較サイトの掲載、公式サイトの一次情報の3つでした

数字を持って代表に言いに行ったとき、提案したのは3つでした。一つは、Googleビジネスプロフィールの口コミに、親が質問に使う言葉(Scratch、マイクラ、小学生、体験)が入るようにお願いすること。一つは、コエテコへの掲載申請。一つは、公式サイトに対象年齢とコース内容と料金を、AIが読める形で明記すること。順位を上げる施策は入れていません。代表の反応は【要記入:代表が言ったこと、決まったこと】でした。進捗は【要記入:9月12日時点で着手したもの】です。

代表に見せた1枚。左に「勝てた経路(口コミ)」「負けた経路(比較サイト未掲載)」、右に提案3つ
代表に持って行った1枚(筆者作成)

152本の講演を採点して、2人で聞けるのは60本余りでした

9月15日と16日に、サンディエゴで開かれるbrightonSEO San Diego 2026に行きます。世界最大級の検索マーケティング会議の米国開催で、約1,500人が集まり、5つの会場が並行して2日間、20分の講演が152本あります。全部は聞けないので、公式サイトの講演概要と登壇者の経歴を全部読んで、「日本でAEOをやる人がレポートに持ち帰れるか」という基準で5段階の点を付けました。5点が27本、4点が44本です。採点結果は講演ナビゲーターとして公開しています。チケットは公式価格で1人1,000ドルからで、ESTAは40ドルでした。

一緒に行くうすと2人で、20分枠ごとに部屋を割り振りました。私はメインの会場(Ballroom 6DE)を軸に、5点の講演がほかの会場にある時間だけ移動します。うすは、私が取れない5点の講演を回収する係です。2人で33枠ずつ、重なりを除いて60本余りが上限で、4点以上なのに取れない講演が13本残りました。残りは、会期後にGoogle Driveで公開されるスライドで追います。米国開催は公式の録画販売がないので、現地で聞いたものが一次情報になります。

講演ナビゲーターの「2人ルート」タブ。20分枠ごとにY/Uの割当と移動印
2人ルートの割当表。33枠ずつ、取れない4点以上が13本(筆者作成)

聞き取りは、自作の同時通訳アプリに頼ることにしました

20分の講演を2日で30本余り、録音とメモと写真を同時にやると、耳だけでは確実に取りこぼします。なので、講演の音声をその場で文字にして日本語に訳し、画面に流すアプリを自分で作りました。構成は【要記入:音声取得→文字起こし→翻訳の構成、使ったAPI、端末】です。出発前に英語の講演動画で試したところ、【出発前に更新:試した本数と、専門用語がどう訳されたか。うまくいかなかった例を1つ】でした。

会場のWi-Fiが弱ければ動かない可能性があります。マイクと登壇者の距離でも変わります。動かなかった場合は、動かなかったと帰国後の記事に書きます。

通訳アプリの画面。左に英語の文字起こし、右に日本語訳が流れている
自作の同時通訳アプリの画面(筆者撮影)。現地で動くかは、行ってみないと分からない

登壇者に聞くのは、数字の作り方の3点です

講演を聞くだけなら、後日公開のスライドでかなり追えます。現地でしかできないのは、登壇者に直接聞くことです。今回の講演には、900万プロンプト(Nikki Lam氏、NP Digital)、1,720万引用(Christian Ward氏、Yext)、10億ソース(Chris Donnelly氏、Searchable)のような大きな数字を出す発表が並んでいます。その数字がどう作られたのかを聞きます。質問は3つに絞って、英文で用意しました。

  • その可視性の数字は、ツールが自動生成した合成プロンプトで測ったものですか。それとも実際のユーザーの会話ログですか
  • 日本語のデータは含まれていますか。含まれているなら、どのくらいの割合ですか
  • 地域密着の事業(店舗・教室・クリニック)の場合、Googleビジネスプロフィールの情報をどう扱っていますか
英文の質問3つを表示したスマートフォンの画面
登壇者に見せる質問カード(筆者作成)

3つ目は、この記事の「10回中10回」の答え合わせです。うちの教室で起きたことが、地域密着の事業に共通する話なのか、たまたまなのかを、大きなデータを持っている人に聞きたいと思っています。

出発は9月13日です。現地の2日間はXで講演ごとに数字を流します。帰りにヨセミテに寄るので帰国は20日で、記事は24日に出します。

出発前の予想は、合成プロンプト・日本語なし・地域の話は出ない、の3つです

帰国後の記事で答え合わせをするために、いまの予想を書いておきます。

  • 大規模データの多くは合成プロンプトで作られていて、日本語はほとんど入っていない
  • 地域密着の事業の話は、ほとんど出てこない
  • 「AIに出ること」と「AIに勧められること」を分けて測っている人は少ない

いくつ外れるかを、9月24日の記事に書きます。

3rdschoolの教室の外観。吉祥寺駅近くのビルの入口
3rdschool吉祥寺校(筆者撮影)。AIが「ない」と言った教室は、駅から歩いて数分のところにある
計測条件(全開示)

期間: 2026年7月24日〜29日(指名調査は8月15日)。規模: 10問×3AI×各3回=90セッション(指名調査も10問×3AI×3回=90)。AI: ChatGPT無料版(画面にモデル名が表示されないため「標準モデル」と記録)/Gemini 3.6 Flash 無料版/Claude Sonnet 5 無料版。統制: 毎回新しいチャットを開く。記録: 3rdschoolの有無、順位と候補数、登場した全教室、3rdschoolの説明文(原文)、引用ドメイン、回答形式(地図型・記事型・表型)。回答本文は原文のまま保存。

ID質問文(この通りに入力)
Q1小学校低学年の子どもがいます。吉祥寺のプログラミングスクールでおすすめはありますか?
Q2小学校低学年の子どもがいます。武蔵野市のプログラミングスクールでおすすめはありますか?
Q3中学生の子どもがいます。吉祥寺のプログラミングスクールでおすすめはありますか?
Q4中学生の子どもがいます。武蔵野市のプログラミングスクールでおすすめはありますか?
Q5吉祥寺の子供向けプログラミング教室でおすすめはどこですか?
Q6吉祥寺でプログラミングを習える子供向けの教室を教えてください
Q7吉祥寺で子供向けのロボット教室はどこがおすすめですか?
Q8小3の息子がScratchでゲームを作りたがっています。吉祥寺で良い教室はありますか?
Q9マイクラ好きの小学生に合うプログラミング教室、吉祥寺周辺でありますか?
Q10吉祥寺あたりで子供がAIについて学べる教室はありますか?

AI可視性スコアの式: 各回の点=順位点+ボーナス(0〜100)。順位点は1位100、2〜3位70、4〜5位45、6位以下で登場30、不在0。公式サイトへのリンクが表示された回は+10、対象年齢や提供内容に確認済みの誤りがあった回は−10。質問×AIの点は3回の平均、AI別は10問の平均(不在も0点で分母に含む)、総合は3AIの平均。この式で総合20.6点(ChatGPT 7.8/Gemini 21.7/Claude 32.3)。

生ログ: 90回分の回答全文と引用ドメインの一覧は【要記入:公開スプレッドシートのURL】に置いています。同じ質問を同じ条件で聞けば、誰でも追試できます。結果が変わっていたら、それも記事にします。!end

本記事の数字は、2026年7月24〜29日および8月15日に筆者が手動で行った計測に基づきます。AIの回答は日々変わるため、同じ質問でも時期により結果は異なります。各社の教室に関する記述は、AIの回答文の引用であり、筆者の評価ではありません。

#AEO#AI検索#LLMO#GEO#brightonSEO#3rdschool
Y
ゆうすけ@AEO専門家
株式会社Chinook CTO。AIの回答に自社が出るための最適化(AEO)を新規事業として立ち上げ中。代表の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いた記録と、brightonSEO San Diego 2026で聞いてきた数字を、計測条件ごと公開しています。

編集メモ(noteには載せない)

公開日2026年9月12日(出発前)本文約7,488字(見出し・キャプション・表を含む。プレースホルダ込み)写真枠15枚要確認の箇所9か所(黄色)

黄色は【要記入】(ご本人しか知らない情報)、【要確認】(生ログで確かめる数字)、【出発前に更新】(出発前のテスト結果)。この記事に現地情報は入らない。タイトルの「2026年7月末時点」は計測日(7月24〜29日)に合わせた。指示の「8月時点」は計測日と合わないため変更。出発前に90セッションを回し直すなら「2026年9月時点」に差し替える。

タイトル案(Kubell型で3本。本題と差し替え可)

  1. Claudeが店舗データを引いた10回は、10回とも出た。吉祥寺の教室を90セッション測って、引用元を全部記録した話
  2. 経営者の方へ。代表の教室をAIに90回聞いて分かった、検索順位とAIの引用元が別物だった話
  3. 登場率25.6%、比較サイト未掲載、口コミ16件で筆頭。代表の教室をAIに90回聞いて、先にやることを3つに絞った話(2026年7月末時点)

X投稿案

日本語代表がやっている吉祥寺のプログラミング教室を、ChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞きました。登場率25.6%。Claudeは検索結果に含まれるGoogleビジネスプロフィール由来の情報を引いた10回は10回とも出て、Web記事を引いた13回は0回でした。原因は比較サイト未掲載。プロンプト全文と回数と日付を末尾に置いています。来週、この数字を持ってbrightonSEO San Diegoに行きます。 【noteリンク】 #AEO
EnglishI asked ChatGPT, Gemini and Claude 90 times about the coding school my company's CEO runs in Tokyo. Mention rate: 25.6%. Claude listed it 10/10 times when it pulled Google Business Profile data via search, and 0/13 times when it pulled web articles. The gap: the school is missing from the comparison sites AI reads. Full prompts, dates and models in the post (JP). Bringing these numbers to #brightonSEO San Diego next week. 【noteリンク】
ゆうすけ@AEO専門家 / 記事 / 帰国後・本命

AI可視性の計測設計を見直すことにした3本の講演〜brightonSEO San Diego 2026に参加してきました〜

「で、海外では何が効いてるの?」

帰国して最初に会社に行った日、代表に言われたのがこれでした。【要記入:実際の言葉】答えたのは、効いているものの多くは日本でも既に言われていることで、違ったのは効き方の測り方だった、ということです。【現地で確定:この答えは現地の内容で書き直す】

株式会社ChinookでCTOをしているゆうすけ(@【要記入:X_ID】)です。2026年9月15日と16日、サンディエゴ・コンベンションセンターで開かれたbrightonSEO San Diego 2026に、一緒に行くうすと2人で参加しました。参加者は約1,500人、5つのトラックが並行して2日間、20分の講演が152本という規模です。チケットは早割で1人1,000ドル、9月9日以降は1,090ドル。1日だけなら無料の券もあります。私たちは【要記入:購入した券種と実額】で入りました。

この記事は、AI検索対策の提案書を受け取っている経営者の方と、自社でAI可視性を測り始めた担当者の方に向けて書きます。9月12日の記事で、弊社代表が運営する吉祥寺のプログラミング教室3rdschoolをChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いた結果を出しました。今回はその計測を、現地で聞いた話をもとに直すことにした、という記事です。3rdschoolが代表の会社で、私がChinookの社員である点は前回と同じです。

一番刺激を受けたのは、【現地で確定:講演名と一言。候補はChristian Ward(Yext)の「調査はブランド起点で見るから盲点が生まれる」】でした。理由は中盤に書きます。

Ballroom 6DEの引きの写真。満席の会場、正面スクリーンにbrightonSEOのロゴ
brightonSEO Track 1の会場、Ballroom 6DE(筆者撮影・9月15日)

聞く講演は、出発前に152本を採点して講演ナビゲーターで割り振ってありました。私はBallroom 6DEを軸に、5点の講演がある枠だけ部屋を移り、うすは私が取れない5点の講演を回収する係です。実際に聞けたのは【現地で確認:私が◯本、うすが◯本】で、予定と違ったのは【現地で確認:部屋を変えた理由、Web版とPDF版で登壇者が違っていた講演があれば】でした。

Entrance Cの看板と、上階Ballroom 6への案内
入口Cから上階へ(筆者撮影)

初日の朝、Room 7ABで通訳アプリを初めて本番で動かしました

初日は入口Cから上階のBallroom 6に向かい、受付を済ませてすぐRoom 7ABに移動しました【現地で確認:実際の動線】。9時35分頃からのNikki Lam氏(NP Digital、SVP, Head of Earned)の講演を最初に取りたかったからです。公式概要の数字は、900万プロンプト、400社超のエンタープライズブランド、9つのAIプラットフォーム。うちの90回とは桁が違うので、どう作った数字かを最初に聞きたい講演でした。通訳アプリは、【現地で確認:最初の5分で起きたこと。字幕が流れたか、遅延は何秒か、固有名詞の誤訳の例を1つ】。Lam氏の講演で分かったことは【現地で確認:主な数字と主張】で、この記事の3本には入れていません。10月8日の三層表で使います。

Room 7ABのスクリーンと、手元の通訳アプリ画面が同じフレームに入った写真
Nikki Lam氏の講演と手元の通訳アプリ(Nikki Lam氏スライド・筆者撮影)

ここからは、私の計測の見方を変えた3本に絞って書きます。ほかに聞いた【現地で確認:本数】本は、会期後にGoogle Driveで公開されるスライドと合わせて、別の記事で扱います。

Christian Ward(Yext):AI検索の調査は、ブランド起点で見るから盲点が生まれる

9月15日の11時50分頃、Ballroom 6DE。YextのChief Data Officer、Christian Ward氏の講演です。公式概要にはこうありました。AI可視性の分析はほとんどがブランドから下に向かって始まるが、消費者は場所から、文脈つきで、特定のモデルで検索している。このずれが混乱を生んでいる。Yextの2つの調査、2,160万件のローカル検索結果のEloレーティング分析と、主要4モデル1,720万件のAI引用分析から、どこに集中すべきかを示す。データを同期させると、最も競争の激しい市場で順位が平均6.20ポジション上がった、という数字も概要に入っていました。

現地で聞いた内容は、【現地で確認:4モデルの引用構成の内訳、自社でコントロールできる情報源の割合、場所起点の具体例、Eloの使い方。逐語は許諾分のみ】でした。講演後に【現地で確認:質問できたか、何を聞き損ねたか】

Christian Ward氏のスライド。Eloレーティングでローカル検索結果を並べた図
ローカル検索結果のEloレーティング分析(Christian Ward氏スライド・筆者撮影)

ここからは私の所感です。うちの計測は、吉祥寺×中学生で聞くと9回中0回で、地名を武蔵野市に変えると同じ中学生の質問でChatGPTが1位に出しました。質問は場所から始めていたのに、集計は「3rdschoolが出たかどうか」しか見ていませんでした。Ward氏の言う「ブランド起点の分析」を、私は自分でやっていました。しかも回によって、Claudeが地図系の店舗データを引くか、Web記事を引くかが変わっていました。場所、文脈、モデルの3つが、うちの90回では全部効いていたのに、設計の段階で意識していたのは1つだけでした。

直す点はこうです。地名を吉祥寺・武蔵野市の2つから、三鷹・西荻窪・武蔵境を加えた5つにします。それから、Googleビジネスプロフィール(Googleマップに出る店舗情報)の営業時間・住所・カテゴリが公式サイトや比較サイトの記載と一致しているかを、項目に加えます。Claudeが店舗データを引いた回で引かれていたのは評価5.0とレビュー本文でしたが、記載の一致は今まで見ていませんでした。提案書を受け取っている方なら、「地名を変えて測っていますか」「店舗情報の記載一致を見ていますか」と聞ける箇所です。

新旧の計測設計を並べた表。地名2→5、GBPの記載一致を追加
計測設計の変更点(筆者作成)

Chris Donnelly(Searchable):回答エンジンごとに、読んでいるWebが違う

この講演で一番引っかかったのは、【現地で確認:部屋で一番引っかかった一言。引用可否つき】でした。9月16日の11時50分頃、Room 11AB。SearchableのCEO、Chris Donnelly氏で、この会社は初日夜のネットワーキングパーティーの協賛社でもありました。公式概要の骨子はこうです。10億件超のソースと引用を分析した。AIの引用はすべて、自社が公開したページ(オウンド)か、第三者が自社に言及したもの(アーンド)のどちらかである。回答エンジンは6つほどあり、それぞれ読んでいるWebが違う。ClaudeはBrave、ChatGPTとGeminiはGoogle、CopilotはBingに寄っている。業界によっても変わる。勝っているかどうかは引用頻度で分かる。ClaudeがBraveを使っているかどうかは、私は確かめていません。

Chris Donnelly氏のスライド。回答エンジン6つと、それぞれが参照するWebの対応表
回答エンジンごとの参照先(Chris Donnelly氏スライド・筆者撮影)

うちの90回では、Claudeだけが地図系の店舗データを引く回があり、コエテコは3つのAIを通して90回中21回で情報源に出る唯一の常連でした。私はこれを「Claudeの癖」だと思って書いていました。Donnelly氏の整理が正しければ、癖ではなく、読んでいるWebが違うという構造の話になります。そこで集計を、3AIまとめてではなくエンジン別に分けて出すことにしました。そのうえで、引用をオウンド(公式サイト3rdsch.jp)とアーンド(口コミ、コエテコなどの比較サイト、地域情報サイト)に分けて数えます。出た23回のうち公式サイトが引かれたのは3回で、あとは口コミ・比較サイト・地域サイトのどれか経由でした。提案書には、「引用元をエンジン別、オウンド/アーンド別に出せますか」と聞けます。

3AI別に引用元を分けた表。エンジン×(オウンド/口コミ/比較サイト/地域サイト)
引用元をエンジン別・オウンド/アーンド別に分けた集計(筆者作成・7月の90回を組み替え)

Rob Delory(Ahrefs):順位とクリック率の代わりに、Web上のブランド言及を測る

うちの90回の回答に出てきた教室はのべ423回で、3rdschoolは23回、5.4%、25教室中8位です。この数字をどう使うかを決めたのが、9月15日17時20分頃、Ballroom 6DEのRob Delory氏(Ahrefs、Enterprise Product Advisor)の講演でした。「SEOの悲嘆の5段階」という構成で、AI Overviewsは一時的な流行だという否認、クリック率の急落への怒り、リスト記事や本文の細切れ化での取引、SEOは終わったのかという落ち込み、受容、と進む構成だと概要にあります。公式概要にはほかに、AI OverviewsがオーガニックのCTRをどれだけ削ったかの実データ、llms.txtのような手法は答えにならないという検証、被リンクではなくWeb上のブランド言及がAI可視性の最も強い予測因子になりつつあるという主張、AI検索を実際にどう測るかの手順、とありました。

現地の数字は、【現地で確認:CTR低下の実データ、ブランド言及と可視性の相関、追跡すべきプロンプトの見つけ方、置き換えるべき指標。llms.txtの検証方法】でした。

Rob Delory氏のスライド。「5 stages of SEO grief」の図
悲嘆の5段階(Rob Delory氏スライド・筆者撮影)
Rob Delory氏のスライド。置き換えるべき指標の一覧
順位とCTRの代わりに何を見るか(Rob Delory氏スライド・筆者撮影)

言及シェアは、登場率や順位のように1回ごとに揺れず、競合との距離が見えます。Delory氏のいうWeb上のブランド言及は、その入り口側です。回答の中の言及シェアと、Web上で第三者に言及されているページ数を同じ表に入れれば、どこを増やすと回答が動くかが見えるはずです。主指標を登場率から言及シェアに移し、隣に「Web上で3rdschoolに言及しているページ数」を月1回数えて置くことにしました。llms.txtの扱いは【現地で確認:Delory氏の検証を聞いたうえで、うちでどうするか】。提案書には、「主指標は登場率ですか、言及シェアですか」と聞けます。

取れなかった13本と、うすが取ってきた2億引用の講演

私が一番聞きたかったのに取れなかったのが、9月16日12時10分頃、Ballroom 6DEのThomas Peham氏(OtterlyAI CEO)でした。30本以上のGEO実験と2億件のAI引用から、Redditのコミュニティによって引用が9倍違う、LinkedInの投稿形式で引用されるものとされないものがある、Claudeの引用元は思っている場所ではない、1,000本のブログで作ったAIスロップサイトをGoogleはすぐ見抜いたがAIエンジンはまだ引用している、という概要です。私はDonnelly氏の次の枠で同じRoom 11ABのLaurel Stewart氏(Victorious COO)を取る予定だったので、Peham氏はうすの担当にしました。うすのメモによると、【現地で確認:Peham氏の主な結果。特にClaudeの引用元の話と、効かなかった施策の名指し】でした。取れない4点以上の講演は、割り振りの時点で13本ありました。

Thomas Peham氏のスライド。Redditコミュニティ別の引用差
Redditコミュニティ別の引用差(Thomas Peham氏スライド・うす撮影)

通訳アプリは【現地で確認】本で効いて、【現地で確認】本で滑りました

効いた場面は【現地で確認:具体の講演名。数字が多い講演でメモが追いついた、など】でした。滑った場面は【現地で確認:Wi-Fi、マイク距離、固有名詞の誤訳、バッテリー。1つは細かく】でした。聞き逃したのは【現地で確認:本数】本です。一番痛かったのは【現地で確認:どの講演のどの部分】で、これは後日公開のスライドで補います。2日目の午後、バッテリー残量は【現地で確認:何%で、どうしたか】でした。

通訳アプリの画面。英語の文字起こしの中に、固有名詞が誤変換されている箇所がある
固有名詞が誤変換された例(筆者撮影)。【現地で確認:どの単語が何に化けたか】
通訳アプリが効いた場面の画面。数字の多いスライドと、日本語訳が並んでいる
数字の多い講演で訳が追いついた例(筆者撮影)
マイクと端末。会場の机に置いた機材
持って行った機材(筆者撮影)。構成は末尾の実額表に

East Village Tavern & Bowlで、Redditは本当に効いているかを聞きました

初日の夜は、会場から歩いて【現地で確認:分】のEast Village Tavern & Bowlでネットワーキングパーティーがありました。19時から22時、バッジ必須、定員制、協賛はSearchableです。ボウリングのレーンの横で、【現地で確認:誰に、何人に、何を聞いたか。「Redditは本当に効いているか」「日本語で測ったことがあるか」への答え。逐語は許諾分のみ】

会場で数えた日本人参加者は【現地で確認:人】でした。日本企業で唯一出展していたQueue(umoren.ai)のブースと、翌日登壇したDemandSphereのRay Grieselhuber氏には【現地で確認:会えたか、何を話したか】

East Village Tavern & Bowlの店内。ボウリングのレーンと、バッジを付けた参加者
初日夜のネットワーキングパーティー会場(筆者撮影)
Queueのブース前で撮った写真
日本企業で唯一の出展だったQueueのブース(筆者撮影)
展示ホールのハッピーアワー。18時、AI可視性ツール各社のブースの前
初日18時の展示ホール(筆者撮影)

2日間の実額

項目内容実額
航空券ZIPAIR 成田⇔ロサンゼルス(9/13発・9/19発)【要記入】
チケットbrightonSEO San Diego 2026(【要記入:券種】【要記入】ドル
宿サンディエゴ(リトルイタリー)1泊【要記入】ドル
レンタカーロサンゼルス空港で借りて、サンディエゴとヨセミテまで【要記入】ドル
ESTA2人分80ドル
マイク【要記入:機種】【要記入】
端末【要記入:機種。手持ちなら0円】【要記入】
通訳アプリのAPI費用【要記入:文字起こしと翻訳のAPI。2日間の実測】【要記入】

16日の夜はWest Terraceのクロージングドリンクを【現地で確認:何時】に出て、そのまま車で北に向かい、Tulareで仮眠しました【現地で確認:実際の仮眠場所】。翌日からヨセミテに2日いたので、この記事を書き始めたのは【要記入:場所と日付】です。

West Terraceのクロージングドリンク
2日目のクロージングドリンク、West Terrace(筆者撮影)
北上する前の駐車場、または車内
会場を出てそのまま北へ(筆者撮影)

ここまでが現地で見聞きしたことです。ここから先は、私の考えです。

直さないものを先に決めました。10問の文言と、3回ずつと、無料プランです

直す点は3つの講演のところに書いたとおりで、地名を5つに増やして店舗情報の記載一致を項目に足すこと、引用元をエンジン別とオウンド/アーンド別に分けて数えること、主指標を言及シェアに移して第三者言及のページ数を隣に置くこと、です。直さないのは、10問の質問文と、3回ずつ聞く回数と、無料プランで測ることです。ここを変えると7月の90回と比べられなくなります。

提案書を受け取っている方は、この記事で3つ書いた質問をそのまま使ってください。地名を変えて測っているか、引用元をエンジン別とオウンド/アーンド別に出せるか、主指標は登場率か言及シェアか。答えが返ってくれば、その提案書は読めます。

出発前に日本で読んでいた話と、現地で聞いた話の差

出発前の1か月、日本で読んでいたのは、良いSEOが良いGEOだ、という話でした。Japan SEO Conference 2026のクロージングでは推進派と慎重派が同じ壇に上がり、辻正浩氏は急ぐ必要がない理由を4つ挙げた記事を書いていました。私はこれを、AI検索対策という新しい何かは要らない、と読んでいました。現地で2日間聞いて、その読み方が【現地で確定:どう変わったか。候補は「やることは同じでも、測り方だけは新しく要る」】。出発前に固定した予想3つ(大規模データは合成プロンプトで日本語なし、地域の話は出ない、出ることと勧められることを分けて測る人は少ない)は、【現地で確定:いくつ外れたか】。Andy Crestodina氏の基調講演で聞いた「出ること」と「勧められること」の分け方は、10月22日の記事に回します。

この差を確かめるのが、これからの月1回の計測です。次は9月末、直した3か所を入れて回して、9月末の数字は次の記事にそのまま載せます。

本記事は、筆者が現地で聞き取ったメモと、brightonSEO公式サイトに公開されている講演概要・登壇者情報(2026年9月時点)に基づいています。米国開催のbrightonSEOには公式の録画がなく、登壇者のスライドは会期後にGoogle Driveで公開されます。スライド公開後に数字を照合し、聞き間違いがあれば本文を訂正して訂正履歴を末尾に残します。登壇者の発言の逐語引用は、本人の許諾を得たもののみです。

#AEO#brightonSEO#AI検索#GEO#LLMO#現地レポート
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ゆうすけ@AEO専門家
株式会社Chinook CTO。AIの回答に自社が出るための最適化(AEO)を新規事業として立ち上げ中。代表の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いた記録と、brightonSEO San Diego 2026で聞いてきた数字を、計測条件ごと公開しています。

編集メモ(noteには載せない)

公開日2026年9月24日(帰国後・本命)本文約6,903字(見出し・キャプション・表を含む。プレースホルダ込み)写真枠18枚要確認の箇所46か所(黄色)

主張(一番刺激を受けた1点、締めの差分、直す箇所)は現地で確定する。3本の講演の「スライドの主張」は公式概要から書ける範囲のみで、現地の数字・発言は黄色。逐語引用はスライド撮影・引用の可否を主催者に書面で確認した分だけ。取り上げなかった講演は「後日公開のスライドで追う」で処理し、全網羅にしない。「うす」の続柄(同僚か代表か)は要確認で、代表なら冒頭の関係開示に足す。

タイトル案(Kubell型で3本。本題と差し替え可)

  1. 吉祥寺の教室の計測を直すことにした話〜brightonSEO San Diego 2026で講演60本余りを聞いてきました〜
  2. 1,720万引用と10億ソースの講演を聞いて、自社の90セッションの集計を組み替えた話〜brightonSEO San Diego 2026参加レポート〜
  3. AI検索対策の提案書を受け取っている方へ。米国の会議で聞いた計測の話を、提案書に聞く3つの質問にした話

X投稿案

日本語brightonSEO San Diego 2026から帰ってきました。2人で60本余りの講演を聞き、自作の同時通訳アプリは【現地で確認:効いた本数】本で効き、【現地で確認:滑った本数】本で滑りました。吉祥寺の教室を90回測った自分の計測を直すことにした講演3本と、旅費の実額を書きました。 【noteリンク】 #brightonSEO #AEO
EnglishBack from #brightonSEO San Diego. Two of us covered 60-odd talks with a live-translation app I built (it broke【現地で確認】times). Three talks made me redesign how I measure AI visibility for a small coding school in Tokyo: @【登壇者X_ID】 @【登壇者X_ID】 @【登壇者X_ID】. Write-up in Japanese, with the trip's actual costs: 【noteリンク】
ゆうすけ@AEO専門家 / 記事 / 帰国後・取材記録

「AI引用率◯%」の数字はどう作られているのか。brightonSEOの登壇者3人に計測方法を聞いた記録

「このAI引用率って、どうやって出した数字なんですか?」

AI検索対策の提案書には、「AI引用率◯%」のような数字が載っています。私は自分の計測をこの言葉で問われて、半分しか答えられませんでした。答えられなかった半分を、大きな数字を出している人に聞きに行った記録です。

Chinookのゆうすけ(@【要記入:X_ID】)です。9月15日と16日のbrightonSEO San Diego 2026で、大きな数字を出した登壇者に同じ3つの質問をして回りました。弊社代表の教室3rdschoolを90回測った自分の計測も、末尾で同じ3つの質問で採点しています。立場は9月12日の記事と同じです。

質問は3つで、日本語と英文をカードにして見せながら聞きました

質問は出発前に3つに絞りました。日本語で聞きたいことを英文にして、スマートフォンの画面に出して見せながら聞きました。口頭より正確に伝わるし、相手が読み返せるからです。カードの一番上には、自分が誰かを1行入れました。

登壇者に見せたカード(日本語は読者向け。見せたのは英文)

I'm Yusuke, CTO at Chinook (Tokyo). Three quick questions about how your numbers are made:

1. その可視性の数字は、ツールが自動生成した合成プロンプトで測ったものですか。それとも実際のユーザーの会話ログですか。両方なら、だいたいの比率は。 Is your visibility data based on synthetic prompts generated by your tool, or on real user conversations? If both, roughly what's the split?

2. 日本語のデータは含まれていますか。含まれているなら、どのくらいの割合で、英語のデータと違う傾向はありましたか。 Does your dataset include Japanese-language prompts and citations? If so, roughly what share, and have you noticed any patterns that differ from your English-language data?

3. 地域密着の事業(教室・クリニック・店舗)の場合、Googleビジネスプロフィールの情報をどう扱っていますか。 For local businesses such as schools, clinics or shops, how do you treat Google Business Profile data? In a small test I ran (90 sessions across ChatGPT, Gemini and Claude), Claude listed the coding school run by my company's CEO 10 out of 10 times when it pulled Google Business Profile data via search (9 times as the top pick), and 0 out of 13 times when it pulled web articles.

3つ目は長いので、講演直後の質疑では1と2だけ聞き、3は夜のパーティーで聞く運用にしました。実際には【現地で確認:運用どおりにいったか。質疑で読み切れなかった、聞き返された語、メモが追いつかず落とした語】

質問3つを表示したスマートフォンの画面
登壇者に見せたカード(筆者作成)

なぜこの3つかを短く書きます。1つ目は、国内のSEOの専門家からも、ツールが自動生成する質問文は実際のユーザーの聞き方と違うのではないか、という指摘が出ているからです【出典要確認:ポストの原文と日付。確認後に氏名と日付を入れる】。2つ目は、講演で出てくる900万プロンプトや1,720万引用に日本語がどれだけ入っているかで、日本の経営者にとっての意味が変わるからです。3つ目は、9月12日の記事で予告した、うちの教室の答え合わせです。

聞けたのは【現地で確認:人数】人で、聞けなかった人もいました

聞けたのは、【現地で確認:氏名・所属・聞いた場所と時間。候補はChristian Ward氏(Yext)、Chris Donnelly氏(Searchable)、Rob Delory氏(Ahrefs)、Laurel Stewart氏(Victorious)。うすが聞いたThomas Peham氏(OtterlyAI)・Metehan Yesilyurt氏(Peec AI)の分は要約のみと明記】です。講演直後の質疑で聞けたのが【現地で確認】人、East Village Tavern & Bowlで聞けたのが【現地で確認】人、展示ホールで聞けたのが【現地で確認】人でした。声をかけたけれど時間がなかったのは【現地で確認:氏名】です。

会場の引き。Room 11ABの質疑の列
講演直後の質疑の列(筆者撮影)

以下、回答は私のメモからの要約です。カギカッコの中だけが、本人の許諾を得た逐語です。

【現地で確認:氏名(所属)】は、【現地で確認:一番力を込めて答えた質問の要約を一文で】と答えました

【現地で確認:どこで、どういう状況で聞いたか。一番力を込めて答えた質問と、その要約。許諾を得た逐語があれば「」で。カードを見せたときの反応】

1人目と話している場面、またはその人のブース
【現地で確認:氏名】氏(筆者撮影・本人の掲載許可済み)

【現地で確認:氏名(所属)】は、【現地で確認:答えの要約を一文で】と答えました

【現地で確認:どこで、どういう状況で聞いたか。要約。許諾逐語。反応】

2人目と話している場面
【現地で確認:氏名】氏(筆者撮影・本人の掲載許可済み)

【現地で確認:氏名(所属)】は、【現地で確認:答えの要約を一文で】と答えました

【現地で確認:どこで、どういう状況で聞いたか。要約。許諾逐語。反応】

3人目と話している場面
【現地で確認:氏名】氏(筆者撮影・本人の掲載許可済み)
現地のメモ帳。質問番号と走り書き
現地のメモの実物(筆者撮影)

答えを1枚の表にして、自分の90セッションも同じ行に入れました

合成か実会話か日本語データGBPの扱い本人確認
【氏名1】【現地で確認】【現地で確認】【現地で確認】【確認済み/要約のみ】
【氏名2】【現地で確認】【現地で確認】【現地で確認】【確認済み/要約のみ】
【氏名3】【現地で確認】【現地で確認】【現地で確認】【確認済み/要約のみ】
筆者の90セッション10問を固定して手で入力。実会話ではないが、自動生成でもない。親の言葉に寄せた文を3回ずつ全部日本語。ただし1教室、1地域Claudeが店舗データを引いた回だけ数えた。店舗情報が正しく揃っているかは測っていない
答えの読み方合成なら、質問文の例を3つ見せてもらう日本語ゼロなら、英語圏の話として読む店舗データを見ていないなら、店舗業には使えない
表の画像版
3つの質問と答え(筆者作成)

自分の計測で弱いのは、2つ目でした

1つ目は、合成でも実会話でもなく、手で固定した10問です。条件を全部開示しているので、読者が判断できます。2つ目は、全部日本語ですが、1教室、1地域、10問です。日本全体の傾向は言えません。言えるのは、吉祥寺の教室1つで何が起きたかだけです。3つ目は、店舗データを引いた回数は数えていましたが、その店舗データが正しく揃っているかは測っていませんでした。聞いてきた答えを踏まえて、【現地で確定:どこを直すか】

提案書を受け取った方は、カードの日本語をそのまま聞いてください

カードの日本語3文は、日本の提案書にそのまま使えます。数字が合成プロンプトで作られていること自体は悪いことではありません。答えられないことが問題です。「合成です、質問文はこれです、日本語はこの割合です、店舗情報はこう扱っています」と返ってくれば、その数字は使えます。返ってこなければ、私なら通しません。

回答部分は、2026年9月15〜16日に筆者(一部は同行者)が現地で聞き取ったメモの要約で、カギカッコ内のみ本人の許諾を得た逐語です。公開前にX(またはLinkedIn)で本人に確認を取り、取れなかった人は表に「要約のみ」と記しています。各社のデータの詳細は各社の公開資料と会期後公開の講演スライドをご確認ください。筆者の90セッションの計測条件は、9月12日の記事の末尾にあります。

#AEO#AI可視性#brightonSEO#計測#LLMO
Y
ゆうすけ@AEO専門家
株式会社Chinook CTO。AIの回答に自社が出るための最適化(AEO)を新規事業として立ち上げ中。代表の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いた記録と、brightonSEO San Diego 2026で聞いてきた数字を、計測条件ごと公開しています。

編集メモ(noteには載せない)

公開日2026年10月1日(帰国後・取材記録)本文約3,475字(見出し・キャプション・表を含む。プレースホルダ込み)写真枠7枚要確認の箇所73か所(黄色)

3,000字前後の短い記事。回答枠は全部空欄。人数は現地次第で、タイトルの「3人」は聞けた人数に合わせて直す。候補はChristian Ward(Yext)、Chris Donnelly(Searchable)、Rob Delory(Ahrefs)、Laurel Stewart(Victorious)。Thomas Peham(OtterlyAI)とMetehan Yesilyurt(Peec AI)はうす担当枠なので、うすが聞いた分は要約のみでその旨を明記。逐語は許諾分のみ。回答は後日X/LinkedInで本人に確認してから公開し、確認が取れなかった人は要約のみと表に明記する。国内の「合成プロンプト」批判は出典(渡辺隆広氏のポスト原文と日付)が確認できるまで氏名を出さない。

タイトル案(Kubell型で3本。本題と差し替え可)

  1. 登壇者に「その数字はどう測ったか」を聞いた記録。合成プロンプトか、実会話か、日本語はあるか
  2. 提案書の「AI引用率」の作り方を、サンディエゴで登壇者に聞いてきた話
  3. AI可視性の数字は合成プロンプトで作られているのか。ツール各社の答えと、自分の90セッションを同じ3問で採点した記録

X投稿案

日本語「AI引用率◯%」はどう作られているのか。brightonSEO San Diegoで登壇者に、合成プロンプトか実会話か/日本語データはあるか/ローカル事業でGoogleビジネスプロフィールをどう扱うか、を聞きました。答えを表にして、自分の90セッションも同じ3問で採点しています。提案書に聞く日本語の文もそのまま置きました。 【noteリンク】 #AEO
EnglishAsked #brightonSEO speakers the same three questions about how their AI-visibility numbers are made: synthetic prompts or real conversations? Any Japanese data? How do you treat Google Business Profile for local businesses? Summarized answers (JP), and I held my own 90-session study to the same three questions: 【noteリンク】
ゆうすけ@AEO専門家 / 記事 / 帰国後・三層表

Profoundの6.8億件、Ahrefsの日本調査、自社の180セッション。AIの引用元データを同じ条件で並べ直した話

「海外はReddit、日本はnoteって聞いたけど、うちの業界は?」

この一行は、2026年7月にAhrefsが出した日本のAI引用ドメイン調査と、それを受けたnote pro公式の記事から広まったと、私は理解しています。私も自分の発信の軸にしかけていました。ただ、この一行の前に決まっていることがあります。それを、現地で聞いた数字と自分の計測を同じ表に置いて確かめました。

Chinookのゆうすけ(@【要記入:X_ID】)です。「自社の180セッション」は、弊社代表が運営する吉祥寺の子ども向けプログラミング教室3rdschoolをChatGPT・Gemini・Claudeに聞いた記録で、おすすめを聞いた90回(7月)と名前を出して聞いた90回(8月)です。(3rdschoolが代表の教室で、私がChinookの社員である点は、前の3本と同じです。)

表は2枚に分けました。1枚目は「誰が・いくつ・いつ・何語で」です

最初は8列の表を1枚作ったのですが、スマートフォンで読めませんでした。2枚に分けます。1枚目は、数字を出した人と、N、期間、言語です。現地の講演の数字は各社の製品データで、第三者の検証はありません。表に期間と言語の列を入れたのは、そこを聞かないと日本の経営者には使えないからです。

出典N期間言語(日本語の有無)
現地Nikki Lam(NP Digital)900万プロンプト・400社超・9プラットフォーム【現地で確認】【現地で確認】
Christian Ward(Yext)1,720万引用(4モデル)/2,160万ローカル検索結果【現地で確認】【現地で確認】
Chris Donnelly(Searchable)10億超ソース(6エンジン)【現地で確認】【現地で確認】
Thomas Peham(OtterlyAI)2億引用・30実験超【現地で確認】【現地で確認】
公開調査Profound6.8億引用(ChatGPT・Perplexity・AI Overviews)2024年8月〜2025年6月【要確認:言語構成。英語圏中心と見られる】
Ahrefs 日本(2026年7月2日発表)【要確認:引用件数】(ChatGPT・AIモード・AI Overviews・Perplexity・Copilot)【要確認:集計期間】日本語
自社3rdschool おすすめ型90セッション(ChatGPT・Gemini・Claude)2026年7月24〜29日日本語
3rdschool 指名型90セッション(同)2026年8月15日日本語
表1の画像版
表1: 誰が・いくつ・いつ・何語で(筆者作成)。現地の行は登壇者のスライド公開後に照合する

現地の期間と言語は、10月1日の記事に書いた聞き取りの答えと一致させます。私が聞けた範囲では【現地で確認:各社の期間、日本語データの有無と割合】でした。Ward氏には【現地で確認:どこで、何を聞き、何と答えたか。聞き損ねたこと】

Christian Ward氏に質問カードを見せている手元
Ward氏に聞いた場面(筆者撮影・本人の掲載許可済み)

2枚目は「どんな聞き方で・何が引かれたか」で、この列が本題です

2枚目は、質問の型と、引かれた先です。おすすめを聞く質問(「吉祥寺で良い教室は」)と、名前を出して聞く質問(「3rdschoolはどんな教室」)では、AIが引く先が変わります。だから「クエリの種類」を出典のすぐ隣に置きました。

出典クエリの種類引かれた先の上位
Christian Ward(Yext)場所起点(公式概要より)【現地で確認:4モデルの引用構成、コントロール可能な情報源の割合】
Chris Donnelly(Searchable)【現地で確認】【現地で確認:オウンド/アーンド比、エンジン別の参照先】
Profound 6.8億件不明(筆者は混在と見る)ChatGPT=Wikipedia 7.8%、Perplexity=Reddit 6.6%、AI Overviews=Reddit 2.2%
Ahrefs 日本(2026年7月)不明(一般クエリの集計と筆者は見る)YouTube、note、Wikipedia日本語版、Ameblo、Yahoo!知恵袋、PR TIMES、Reddit(7位)
3rdschool おすすめ型 90回おすすめ型・ローカル情報源として表示: 比較サイト(コエテコ)21回。Claudeが店舗データを引いた10回は10回とも登場。3rdsch.jpの引用 3回
3rdschool 指名型 90回指名型・ローカル本文引用: 3rdsch.jp 64回、地域の教室情報サイト 26回、教育系ポータル 19回、イベントLP 18回、地域情報サイト 16回
日本語×ローカル×おすすめ型の大規模データおすすめ型・ローカル・日本語まだ誰も出していない
表2の画像版。「クエリの種類」の列が強調されている
表2: どんな聞き方で・何が引かれたか(筆者作成)

ProfoundとAhrefsは、同じ「引用元」でも集計している場所が違います

Profoundはニューヨークの計測ツール企業で、2026年2月の評価額は10億ドル、顧客は700社超と公表しています。手法は、パネル由来の実際の会話データと、1日1,500万件の合成プロンプトによる計測と、顧客サイトのAIクローラー解析の組み合わせです。公開されている引用データ6.8億件(2024年8月〜2025年6月)では、ChatGPTの引用元の首位がWikipediaで7.8%、PerplexityがRedditで6.6%、AI OverviewsがRedditで2.2%でした。自社顧客の計測から出た数字で、こちらも第三者の検証はありません。

Profoundの公開分析ページ。エンジン別の引用元グラフ
Profoundの引用データ公開ページ(筆者撮影)

Ahrefsの日本調査は、2026年7月2日発表の総合ランキングで、1位がYouTube、2位がnote、3位がWikipedia日本語版、4位がAmeblo、5位がYahoo!知恵袋、6位がPR TIMES、7位がRedditでした。対象はChatGPT、GoogleのAIモード、AI Overviews、Perplexity、Copilotの5つです。noteは4月の調査の5位から2位に上がっています。note pro公式はこの結果を7月15日に「AIが引用する日本のドメインで、noteが2位に」として発信しました。こちらはAhrefsの自社ツールで集めた数字で、対象の国が違います。

Ahrefsのプレスリリース画面(PR TIMES、2026年7月2日)
Ahrefs「AI検索の引用ドメイン」日本調査(筆者撮影)

同じ「引用元ランキング」の形をしていますが、並べて「海外は、日本は」と言うには、少なくとも期間とクエリの種類を揃える必要があります。Ahrefs自身も、業界別に見るとChatGPTのIT業界ではRedditが1位(2025年9〜12月のデータ)と出していて、日本でも業界とエンジンで順位が入れ替わっています。

三層目で見えるのは、なぜその教室が出たか、までです

一番下の層は、1教室、1地域、日本語、無料プラン、7月の1週間と8月の1日です。日本全体の傾向は言えません。その代わり、1回ごとに引用元が何で、なぜその教室が出たかまで見ています。Claudeがレビューの「Scratchコース受講中」の一文を根拠に選んだ、というところまで見えるのはこの層だけです。

同じ教室でも、聞き方が変わると引用元が入れ替わりました

おすすめを聞いた90回で、情報源として表示されたのは、比較サイトのコエテコ(21回)、教室の公式サイト(最初の36回の累積ではスタープログラミングスクール、IT KiDS、プログラボが上位)、地域のまとめ記事、個人の体験ブログでした。Claudeが検索経由でGoogleビジネスプロフィール(Googleマップに出る店舗情報)由来の店舗データを引いた10回は、10回とも3rdschoolが出ました。3rdschoolの公式サイトの引用は3回です。

白状すると、この記事の最初の下書きでは、コエテコを「引用元21回」と書いていました。9月12日の記事で「本文引用だけを数える」と自分で決めたのに、その表がそれに反していたので、「情報源として表示」に直しました。本文で実際に引用された回数は【要確認:おすすめ型90回でのコエテコ本文引用数】です。

おすすめ型90回の引用ドメイン集計シート。「表示」と「本文引用」の列
おすすめ型90回の引用元(筆者作成)。表示と本文引用を分けて数え直したもの

名前を出して聞いた90回では、引用元が入れ替わりました。3rdschoolの公式サイトが本文で引用されたのが90回中64回、次が地域の教室情報サイト(26回)、教育系ポータル(19回)、教室のイベント告知ページ(18回)、地域情報サイト(16回)です。おすすめ型で最も効いた店舗データは、指名型では一度も主経路になりませんでした。コエテコはChatGPTとClaudeの情報源一覧に10回表示されましたが、本文で使われたのは1回でした。

指名型でClaudeがWeb検索だけで答えた回の画面。地図カードがない
名前を出して聞くと、Claudeは店舗データを引かなかった(筆者撮影・2026年8月15日)
同じ教室・同じ3AI・各90回おすすめ型(7月)指名型(8月)
情報源として最も多く出たもの比較サイト(コエテコ)21回公式サイト 3rdsch.jp(本文引用64回)
店舗データ(Googleビジネスプロフィール由来)Claudeで10回(10回とも3rdschool登場)主経路になった回は0
3rdsch.jpの引用3回64回
3rdschoolの言及23回(25.6%)90回(同定できたのは89回)
説明の誤り確認済みの属性の誤り 3回(ChatGPT)重大な誤り 10件(誤り・疑義の総数は225件)
ChatGPTの回答画面。下部の情報源一覧にコエテコがあるが、本文では使われていない
一覧に表示されても、本文で使われるとは限らない(筆者撮影)

冒頭の「うちの業界は?」への答えは、業界より先に、質問の型です。自社に来そうな質問を10個書き出して、名前入りが何個、おすすめ型が何個かを数えてください。多いほうの行を見ます。おすすめ型なら比較サイトと口コミ、指名型なら公式サイトの正確さと第三者の紹介ページです。「日本はnote」は、この2つが混ざった一般クエリの集計での話で、業種と質問の型で順位は入れ替わります。noteが日本で強いこと自体は、Ahrefsの数字のとおりだと思います。

地域密着の事業は、店舗データと比較サイトで決まっていました

おすすめ型90回の結論は9月12日の記事のとおりで、出た理由は口コミ、出なかった理由は比較サイト未掲載でした。今回新しく分かったのは、名前を出した瞬間に店舗データの経路が消えて、公式サイトと第三者の紹介ページの正確さの勝負になることです。おすすめ型と指名型で、直す場所が違います。

大規模側では、Yextの公式概要にあった「データを同期させると、最も競争の激しい市場で順位が平均6.20ポジション上がった」という数字が、店舗データの整備がローカルでどれだけ効くかの裏づけとして読めます。同期の対象にGoogleビジネスプロフィールが含まれるかは、【現地で確認:Ward氏の答え】。私が読んだ範囲でこの話を先に言っていたのは住太陽氏で、2026年5月のポストで法律事務所を例に、Googleマップの口コミと外部への寄稿を薦めていました。私の計測は、その話をAIの回答側から数えたものになります。

おすすめ型と指名型で「直す場所」を分けた図。左に口コミ・比較サイト、右に公式サイト・紹介ページ
聞き方で直す場所が変わる(筆者作成)

日本語×ローカル×おすすめ型の大規模データは、まだ誰も出していません

表2の最後の行は、日本語で、地域密着の事業を対象に、おすすめ型の質問で、数千件以上の規模で測ったデータです。現地の登壇者の答えは【現地で確認:日本語データの有無への答え】で、国内各社の公開資料にも、この条件で公開されたものを私は見つけられませんでした。あるのに見つけられていないだけなら、教えてください。表を直して、直した記録を残します。

クエリの種類の列を先に見ると、見る行が2つに絞れます

上から読むと、億単位の数字に目が行って、自社の計測が小さく見えます。クエリの種類の列を先に見ると、自社に来る質問の型が先に決まり、見る行が絞れます。おすすめ型のローカル事業なら、見るのは自社の行とWard氏の行で、Profoundの行はエンジンの癖を知るための参考です。指名型が多いなら、公式サイトの正確さと、第三者の紹介ページの数を見ます。

9月末に、9月24日の記事で書いた3か所を直して回した再計測は、集計中です。エンジン別に分けた引用元は【要記入:9月末の集計結果】で、次の記事に載せます。

一行に縫っていた三つの集計を、ほどきました

「海外はReddit、日本はnote、うちの教室はGoogleマップ」は、Profoundの引用データと、Ahrefsの一般クエリと、自社のローカルなおすすめ型という三つの別々の集計を、一行に縫ったものでした。期間と言語とクエリの種類を揃えると、残ったのは「聞き方で引用元が変わる」の一つです。これは7月の記事の数字だけでも言えたことでした。この記事を出す日に、Xのプロフィールから前の一行を外して、残った一つだけを置きます。

三層表を1枚にした図。表1と表2を上下に、右端に「クエリの種類」の列
三層表(筆者作成)。SNS用の1枚

出典。Profound: 同社の公開資料(顧客ページ、資金調達の発表、引用データの公開分析)。Ahrefs: 2026年7月2日のプレスリリース、Web担当者Forumの2025年12月10日・2026年4月9日の記事。現地: 登壇者の公式概要と筆者の聴取メモ(会期後に公開されるスライドで照合し、訂正履歴を残す)。自社: 筆者の手動計測(2026年7月24〜29日、8月15日。条件は9月12日の記事末尾)。

#AEO#引用元#AI検索#Ahrefs#Profound#LLMO
Y
ゆうすけ@AEO専門家
株式会社Chinook CTO。AIの回答に自社が出るための最適化(AEO)を新規事業として立ち上げ中。代表の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いた記録と、brightonSEO San Diego 2026で聞いてきた数字を、計測条件ごと公開しています。

編集メモ(noteには載せない)

公開日2026年10月8日(帰国後・三層表)本文約5,534字(見出し・キャプション・表を含む。プレースホルダ込み)写真枠10枚要確認の箇所22か所(黄色)

一層目の期間・言語比率・日本語データの有無は現地で確認(10/1の記事の回答と一致させる)。Profoundの引用データの言語構成は公開資料で要確認(英語圏中心と見られるが断定しない)。「海外はReddit、日本はnote」はAhrefs(2026-07-02)とnote pro公式(2026-07-15)が先に出した軸として引用し、自分の軸は「クエリの種類」と「ローカル事業は店舗データと比較サイト」に置く。noteは表を画像で載せるので、表は2枚に分けて8列にしない。

タイトル案(Kubell型で3本。本題と差し替え可)

  1. 「海外はReddit、日本はnote」の前に決まっていること。引用元データを三層で並べ直したら、聞き方で引用元が入れ替わっていた話
  2. 現地の10億ソース、Profoundの6.8億件、うちの180セッションを同じ表に置いて、日本語の行が空欄のままだった話
  3. 引用元ランキングを見る前に、自社に来る質問がおすすめ型か指名型かを数えたほうがいい理由。三層表で並べ直した話

X投稿案

日本語同じ教室でも、おすすめを聞くと比較サイトと口コミ、名前を出して聞くと公式サイトが引用されました。現地の億単位(登壇者名・N・期間つき)、Profound 6.8億件、Ahrefs日本、自社180回を同じ列で並べた表を置きます。日本語×ローカル×おすすめ型の行は空欄のままです。 【noteリンク】 #AEO
EnglishSame school, different query type, different sources: recommendation-type queries cite comparison sites and reviews, brand-name queries cite the official site. I put AI citation-source data on one table, three layers deep: the big numbers from #brightonSEO San Diego (speaker, N, period), Profound's 680M citations plus Ahrefs Japan, and my own 180 sessions. The cell for Japanese, local, recommendation-type queries is still empty. Nobody has that data yet. 【noteリンク】
ゆうすけ@AEO専門家 / 記事 / 帰国後・投資判断

日本のSEO業界は「良いSEOが良いGEO」、米国はAI可視性ツールの計測競争。両方を見てAI検索対策の投資判断を整理した話

「で、うちはAI検索対策にいくら使えばいいの?」

提案書を前にした経営者の方が、最後に口にする問いです。私はこの問いに、金額では答えられませんでした。日本の会議と米国の会議を両方見て、答えられるようになったのは順番です。

株式会社Chinook CTOのゆうすけ(@【要記入:X_ID】)です。判断材料に使うのは、弊社代表が運営する吉祥寺のプログラミング教室3rdschoolをAIに90回聞いた自分の計測(9月12日の記事)と、9月にサンディエゴで聞いてきた発言(9月24日・10月1日の記事)です。私はChinookの社員としてAEOを売る側なので、この記事では売り物を外します。読んでほしいのは、提案書を机に置いたまま決められずにいる方です。

うちの教室の数字を先に置きます

7月の90回の中身は9月12日の記事のとおりで、登場率は25.6%、出た理由は口コミ、消えた理由は比較サイト未掲載でした。9月末に、9月24日の記事で書いた3か所を直して回し直した結果は、【要記入:9月末の登場率・言及シェア・エンジン別の引用元】でした。比較サイトのコエテコには【要記入:申請日】に掲載を申請して、費用は【要記入:金額】、掲載は【要記入:可否と日付】です。

3rdschoolのGoogleビジネスプロフィール画面。評価5.0、レビュー16件
出た理由の側(筆者撮影)
コエテコの掲載申請画面
消えた理由の側に対して、申請した記録(筆者撮影)

日本で読んでいたのは、良いSEOが良いGEO、でした

2026年のJapan SEO Conference(Faber Company主催)は、テーマを「AI時代の情報探索・購買体験の進化と深化」に置き、クロージングは「AI検索対応やる?やらない? GEO/LLMO 推進派 vs 慎重派」で、渡辺隆広氏、木村賢氏、平大志朗氏、辻正浩氏が同じ壇に上がりました。私は参加していないので、公開されている参加者のレポートと、8月5日から9月18日までのアーカイブ配信【要記入:視聴の有無と日付】で追いました。レポートに共通して書かれていたのは、Good SEO is Good GEO、でした。

辻正浩氏の「AI検索対応を急ぐ必要がない4つの理由と、いま考えるべき2つのポイント」(2025年8月初出、2026年4月更新)は、出発前に【要記入:読んだ日】に読みました。そのときメモしたのは4つの理由の側だけで、2つのポイントの側はメモに残っていませんでした。渡辺隆広氏は「AI検索対策はSEOの範疇か 判断の尺度を持つことの大切さ」(2026年7月5日)で、Googleの公式ドキュメント(2026年6月23日付)にAEO/GEOはSEOの範疇だとあることを引いていました。住太陽氏は2026年5月のポストで、法律事務所を例に、知名度と評判で選ばれる時代だとしてGoogleマップの口コミと外部への寄稿を薦め、7月21日の記事「AI引用と推薦の違い」で、コンテンツが引用されることとブランドが推薦されることを分けていました。鈴木謙一氏の海外SEO情報ブログも、同じ立場で書いています。

陣営とは別に、JADEの長山一石氏の月刊検索ウォッチ2026年8月号(9月9日)「AI要約は『買う検索』へ」は、Googleの画面側の定点データとして読みました。私が測っているのはAIの回答側なので、置き場所が違います。

辻氏の記事を読んだときのメモ。4つの理由だけが書かれている
出発前のメモ(筆者撮影)。2つのポイントの側は書いていなかった

竹内渓太氏は、一年早く会社ごと舵を切っていました

その一年前、2025年の夏に、LANYの竹内渓太氏は会社ごとLLMOへ舵を切ると宣言し、『強いLLMO AI検索で選ばれるためのマーケティングガイド』(MdN)を出し、2026年7月22日にはLLMOカンファレンスを開いていました。自社の問い合わせのうちAI経由の割合【要確認:公表値】を出すなど、実測を出しながら推進する立場です。慎重派と推進派は、どちらも実データで語る点は同じで、違うのはデータの置き場所だと私には見えました。慎重派の多くは検索側(Search Consoleとクリック)を見て、推進派はAIの回答側(引用と推薦)を見ています。住氏だけは慎重派のまま回答側を見ていて、この分け方の例外でした。

『強いLLMO』の書影と、付箋を貼ったページ
竹内氏の書籍(筆者撮影)
日本の論点を1枚にした図。慎重派(検索側のデータ)と推進派(回答側のデータ)が、同じ「実データ」の上に立っている。住氏は回答側に
日本の論点の整理(筆者作成)

米国の会場は、AI可視性ツールの計測競争でした

サンディエゴの会場で目立ったのは、AI可視性を測るツール企業でした。登壇していただけでも、Searchable、Yext、OtterlyAI、Scrunch、Peec AI、Similarweb、Evertuneがあり、私が聞いた講演では【現地で確認:何本が「何万プロンプト」「何億引用」の規模を最初に言ったか】。展示ホールでは【現地で確認:ブースを出していた計測ツール企業と数、Profoundの出展の有無】。初日夜のパーティーの協賛もSearchableでした。規模の代表はProfoundで、2026年2月の評価額は10億ドル、顧客は700社超です。日本のSEO会議で良いSEOが良いGEOが共通認識になった同じ年に、米国では計測ツールに10億ドルの値が付いていました。

展示ホールのAI可視性ツール企業のブースが並ぶ写真
展示ホールの計測ツール各社(筆者撮影・9月15日)
Searchable協賛のネットワーキングパーティーのバナー
East Village Tavern & Bowlの入口(筆者撮影)

現地の講演で、日本の議論と噛み合うと思った発言が2つありました。9月24日の記事に書いたAhrefsのRob Delory氏の、Web上のブランド言及がAI可視性の最も強い予測因子になりつつあるという主張は、住氏の知名度と評判の話を、大規模データの側から言ったものに聞こえました。Orbit MediaのAndy Crestodina氏の基調講演の、AIに名前が出ることと勧められることは別だという話も、住氏の引用と推薦の区別と重なります。【現地で確認:両氏の具体的な数字と言い回し。逐語は許諾分のみ】。ブースで聞いた価格感は【現地で確認:計測ツール各社の月額の幅と最低契約期間】でした。

Andy Crestodina氏の基調講演のスライド
名前が出ることと、勧められることの違い(Andy Crestodina氏スライド・筆者撮影)
ブースで受け取った価格資料。社名を伏せた写真
計測ツールの価格資料(筆者撮影・社名は伏せています)

温度差は、施策の話と計測の話を混ぜると生まれると、私には見えました

私の要約では、日本の慎重論は施策の話で、米国の熱は計測の話です。慎重派が言っているのは、AI検索のために新しい施策を買う必要はなく、まともなSEOと評判づくりをする、ということです。米国のツール企業が言っているのは、AIの回答の中で自社がどう扱われているかはSearch Consoleに一行も出てこないので、測る場所が要る、ということです。施策は同じでいい、測る場所は新しく要る。この2つは対立していないように、私には見えました。日本では前半が共通認識になり、米国では後半が商売になっている、というのが私の読みです。

うちの教室の数字は、両方の言い分を半分ずつ裏づけました

3rdschoolが出た理由は口コミで、消えた理由は比較サイト未掲載でした。どちらも、昔からあるローカルSEOと評判づくりの範囲で、新しい施策は要りませんでした。ここは慎重派の言うとおりです。一方で、Claudeだけが店舗データを引く回があること、ChatGPTが対象年齢を間違えること、名前を出して聞くと答えるが誤りが多いこと、これらは測らないと分かりませんでした。Search Consoleにも、順位計測ツールにも、一行も出てきません。ここは米国側の言うとおりです。

3rdschoolの数字を「施策は既存の範囲」「計測は新しく必要」の2列に分けた図
うちの教室の数字の振り分け(筆者作成)

以下は、私が経営者の方の席に座っていたらこう決める、という話です。

決めるのは、金額より先に順番だと思います

最初に、お金をかけずに測ります。自社に来そうな質問を10通り作り、3つのAIに3回ずつ聞いて、出たか、何位か、何を引用したかを記録します。記録する列は5つで足ります。質問文、AIとモデル名、出たか、何位か、引用元です。うちはこれに【要記入:かかった時間】かかりました。この時点で、自社が出ない理由がだいたい分かります。うちの場合は比較サイト未掲載でした。KPIにするなら、登場率と言及シェアと引用元の内訳、名前を出して聞いたときの誤りの件数、比較サイトへの掲載の有無です。どれも、社内の会議で口にできる言葉だと思います。

記録表の5列のテンプレート
記録する5列(筆者作成)

次に、分かった理由に対して、既存の施策で埋められるものを埋めます。Googleビジネスプロフィールの整備と口コミ、比較サイトへの掲載、公式サイトの対象年齢や料金などの一次情報の正確さです。ここは慎重派も推進派も一致していて、提案書がなくてもできます。終わりの判定は、測り直して数字が動いたかどうかです。うちの場合は、Web記事の経路で0勝13敗だったものが動いたら、または比較サイトに載ったら、次に進みます。

ツールや代理店にお金を出すのは、その後です。判断の基準は、10月1日の記事に書いた3つの質問に答えが返ってくるかどうかです。その数字は合成プロンプトか実会話か、日本語のデータはあるか、地域密着の事業で店舗データをどう扱うか。答えが返ってくれば、その数字で稟議を書けます。返ってこなければ、私ならまだ買いません。

順番の3段階を1枚にした図。0円で測る→既存施策で埋める→ツール・代理店
順番(筆者作成)

公開価格で見ると、国産ツールは月1.5万〜5万円の帯にあります

選択肢公開価格の例向いている段階
自分で測る(無料プランの3AI)0円。時間は【要記入】最初。理由を知る
国産の計測ツール月14,800円〜、月24,800円〜、月30,000円〜、月49,800円〜など(各社の公開価格、2026年10月時点)理由が分かり、定点で追いたくなってから
海外の計測ツールProfound【要確認:公開価格】。エンタープライズは要問い合わせ。現地で聞いた価格感は【現地で確認】複数言語・複数ブランドを持つ場合
国内の代理店・コンサル公開価格がほぼないため空欄。提案書の金額は、3つの質問への答えとセットで判断する3つの質問に答えが返ってきてから
価格表の画像版
公開価格の並べ方(筆者作成)

読み直した「急ぐな」には、2つのポイントが付いていました

帰国して辻氏の記事を読み直すと、急ぐ必要がない4つの理由の後ろに、いま考えるべき2つのポイントが付いていました。出発前の私は、前半だけを読んでいました。現地で聞いた計測の話も、何かを買え、ではありませんでした。うちの教室の9月末の再計測は【要記入:結果の一行】で、コエテコの掲載は【要記入:結果の一行】でした。順番が正しかったかどうかの最初の答えは、この2つです。

会場の引き。Ballroom 6DEを後方から
2日目午後のBallroom 6DE(筆者撮影・9月16日)

引用した国内の記事・登壇は、各記事のタイトルと公開日で特定できる公開情報に基づき、要約は筆者によるものです。現地の発言は筆者の聴取メモに基づき、逐語は許諾分のみです。価格は2026年10月時点の各社公開ページによります。

#AEO#投資判断#AI検索#LLMO#GEO#brightonSEO
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ゆうすけ@AEO専門家
株式会社Chinook CTO。AIの回答に自社が出るための最適化(AEO)を新規事業として立ち上げ中。代表の教室をChatGPT・Gemini・Claudeに90回聞いた記録と、brightonSEO San Diego 2026で聞いてきた数字を、計測条件ごと公開しています。

編集メモ(noteには載せない)

公開日2026年10月22日(帰国後・投資判断)本文約4,473字(見出し・キャプション・表を含む。プレースホルダ込み)写真枠14枚要確認の箇所19か所(黄色)

国内各社を名指しで採点しない。慎重派(辻・渡辺・住・鈴木)と推進派(竹内)の両方に敬意を払い、引用は公開記事のタイトル・日付で特定できる範囲だけ(要旨を盛らない)。長山一石氏は陣営ではなく定点データとして置く。渡辺氏のX投稿は原文未確認のため本文に出さない。価格は公開価格のみ。現地の発言は10/1の記事と一致させる。9月末の再計測とコエテコ掲載申請の実額が、この記事の判断材料の中核なので要記入。

タイトル案(Kubell型で3本。本題と差し替え可)

  1. 日本の会議と米国の会議を両方見て、AI検索対策の稟議に書く順番を決めた話
  2. 提案書を机に置いたまま決められずにいる方へ。日本の慎重論と米国の計測熱を、吉祥寺の教室の数字で読み直した話
  3. AI検索対策は、金額より先に順番で決まる。日本と米国の会議を両方見て整理した投資判断

X投稿案

日本語日本のSEO業界は「良いSEOが良いGEO」で収束、米国の会場はAI可視性ツールの計測競争でした。どちらが正しいかではなく、経営者はこの差をどう読み、いくら・何を測るか。うちの教室の数字で振り分けると、施策は既存の範囲、計測だけが新しく要る、でした。決めるのは金額より順番です。 【noteリンク】 #AEO
EnglishJapan's SEO scene converged on "good SEO is good GEO"; the US conference floor at #brightonSEO was a measurement race between AI-visibility tools. Not "who's right" but: how should an executive read the gap, and what to spend and measure first? My own data on a Tokyo coding school says the tactics are old, only the measurement is new. Order of operations, not budget. 【noteリンク】